まずは読み返した本から
「サターン・デッドヒート」グラント・キャリン(ハヤカワ文庫)(ひょっとすると絶版かも)
10数年ぶりに読み直してみましたが、ほとんど忘れてますなぁ(笑)
内容は、大きい括りで言うとファーストコンタクト物です。
なかなかバランスの良い秀作ですよ。思ったより(訳本としては)読みやすかったし。
なぜか本棚に「2」もある(買ってたことを忘れてた)ので、続いて読む予定。
あと、
「夜怪公子」菊地秀行(祥伝社)
メフィスト主役の魔界都市新宿物。菊池秀行さんの本を読んでる人にはおなじみの面々が出てきます。ま、吸血鬼が題材なんで安心して読めるんですが、目新しさという点ではいまひとつかな?
それと、買ってはないんですが、
「SFが読みたい! 2005年」(SFマガジン編集部)
てのが出てるんですね。ちょっと読んでみたい気分。
コメント
[…] 先日の「サターン・デッドヒート」に続いて「サターン・デッドヒート2 ヘキシーの星のライオン」を読み終わったりなんかして。 最後の方で「ほほぅ、そう来ますか」って感じの展開があるんですけど、全体を通してはけっこう淡々とした流れですね。具体的な内容は伏せておきますが、ファーストコンタクトを題材にしたSFですが劇的な対面の場面だけで盛り上げるのではなく、異なる進化をした文明はどういう文明なのか、また類似点はあるのか、人類と異文明・人類同士の関係・異文明同士の関係をけっこう丁寧に書いてます。全3冊(2は上下に分かれてます)、機会があれば読んでみてくださいね。 そういえば、今年で相対性理論誕生から100年ですし、土星探査機のカッシーニが画像を送って来てますし、「サターン・デッドヒート」を読むにはいい時期かも。 […]