「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」夢枕獏。

ここ数年で読んだ本の中では最高!買ってない人、今すぐ買いに行くべし!読むべし!(あとがきで、夢枕獏さん自身も自画自賛していましたが、まちがいなく最高傑作ですね)
最終巻の【巻ノ四】を、昨日夜0時くらいから読み出したら、もう止まらん!結局、最後まで読んで、気がつけば深夜の3時半。
全編通しての主題、最後の四巻の盛り上がり方、ところどころにちりばめられた漢詩、さらに最終の「長恨歌」、文句なしです。
すでに夢枕獏さんの本が好きな方はもちろん、いままで読んだことがないという方にもぜひ読んでいただきたい。損はさせません。たぶん(笑)
読み終わった時、あなたもたぶん「たまらぬな」という気分になっているはず...

コメント

  1. […] ここんとこ、「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」【夢枕獏】とか、連発で傑作に当たってる。 […]

  2. […] なんと、終わったと思ったら、続編が... 「かいしゃいんのメロディー 残業編」大橋ツヨシ(竹書房) 今まで収録していなかった短編とかをまとめた感じでしょうか?泉谷課長の若かりし頃もありますので、泉谷課長ファンはぜひどうぞ。 あとは 「太陽の簒奪者」野尻抱介(ハヤカワ文庫) たまにはハードSFも読んでみようかと、本屋で見て購入。まだ読んでないのですが、2003年の星雲賞受賞だそうなのでいいかなっと。この、SFファンにはおなじみの「星雲賞」ですが、受賞作一覧を見ると良い作品が並んでますね。賞によっては「それはどうなの(笑)」って作品が選ばれているのもあるんですが、この「星雲賞」は(個人的には)納得の選出ですね。さらに2005年の候補に「沙門空海唐の国にて鬼と宴す」夢枕獏なんかもあったりして、なかなか。いやいやなかなか。 で、話は変わりますが、この本の情報をチェックしようとハヤカワ文庫のHPを見てみたら、「世界最大最高のファンタジイ、グイン・サーガ・シリーズ空前絶後の100巻から、3ヶ月連続刊行!!」なんちゅうことに。大丈夫か栗本さん。いつも、新刊の発行間隔が短いのに、今回さらに月一って、あーた(笑)ま、がんばっていただきましょ! […]

タイトルとURLをコピーしました